(13)グラーキ


不死の奴隷を従えし湖に棲むもの

グラーキのカルトは非常に忌むべきものだ。なぜなら、信者の多くが醜悪なアンデッドと化してしまっているからだ。
かの神は自らの棲む湖の近くで眠りに落ちたものに催眠術を送り、すぐそばまで引き寄せる。そして、犠牲者にとげを突き刺して液体を注入することで、新たな不死の奴隷を生み出してしまうのである。不死の力を求めて自ら従者となるものもいるようだが、果たして彼らはやがて来る「緑の崩壊」のことを理解しているのだろうか。