【初心者向け】3分でわかる"クトゥルフ神話TRPG"

【初心者向け】3分でわかる"クトゥルフ神話TRPG"

クトゥルフ神話TRPGってどんなゲーム?

TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)は、各プレイヤーが自分で作ったキャラクターを演じ、プレイヤー同士で会話しながら物語を勧めていく対話型のゲームです。
クトゥルフ神話TRPGでは、「キーパー」と呼ばれるゲームマスターが物語を導入・進行し、プレイヤーは自由に行動しながら、恐るべきクトゥルフ神話の脅威に立ち向かうこととなります。

※ゲームのゴール(勝敗)について
TRPGには明確な勝ち負けがありません。
プレイヤーが狂気に陥ってしまったり、死んでしまうという状況は一見「負け」のように見えますが、それも一つの物語のひとつです。
プレイヤーとキーパーで物語を作り上げ、「楽しい時間を過ごす」ことが一番のゴールです。

クトゥルフ神話TRPGの基本的な進め方

1.キーパーの選定・準備

ゲームをするには、進行役(キーパー)が1人必要です。キーパーは「シナリオ」を読んで準備を勧めましょう。

2.キャラクター作成

プレイヤーは自分の分身であるキャラクター(クトゥルフ神話TRPGでは「探索者」と呼びます)を作ります。

3.シナリオの導入

キーパーはシナリオの導入をプレイヤーに説明しましょう。
そこからはプレイヤー同士で自由に対話しながら、物語を進めていきましょう。


4コマ漫画(1/2)

4.プレイヤーの行動:ダイスでの判定(ダイスロール)

プレイヤーは何か行動を起こすとき、その行動が成功するかどうかを「ダイス」(サイコロ)を振ることで判定します。
ダイスを振った時、自身のキャラクターの能力値や技能の数値と同じか、それより低い目が出た場合は成功です。


4コマ漫画(2/2)

クトゥルフ神話TRPG「頻出キーワード」

クトゥルフ神話TRPGを遊ぶときによく出るキーワードをまとめました!
これであなたも立派な探索者!

正気度(SAN値)

恐ろしいモノや場面に出会うと減る、いわば精神力の数値で、クトゥルフ神話TRPGならではの要素。
値が低くなると狂気に陥り、行動が制限されるなどのペナルティーが発生する。

1D10

ダイスロールに関する用語。
左側の数値はダイスの個数、右側の数値は何面のダイスかを示す。
つまり1D10は10面ダイスを1個振ることを示す。(2D6=6面ダイスを2個振る)

能力値

その探索者の特徴を示す8つの要素(筋力・体力・体格・敏捷性・外見・知性・精神力・教育)。
数値が高いほど、その能力が優れていることを示す(ex.外見の数値が高い=美形である)

技能

探索者が何か行動をする際に使用する「スキル」。
例えば〈回避〉は攻撃などを避けるための技能で、数値が高いほど回避率が高いことを示す。
成功失敗はダイスで判定する。